宇宙でもっと速く伝えられるって、知ってた?
みんなは、遠くにいる友だちとどうやって話をするか知ってるかな?スマホで話したり、メッセージを送ったりするよね。でも、宇宙にいるロボットや宇宙船と話したいときは、ちょっとむずかしいんだ。
だって、宇宙はとっても広いし、地球から遠くのおもちゃみたいな「宇宙船」まで信号を送るのに時間がかかるんだよ。
レーザーってなに?宇宙でどう使うの?
NASA(アメリカの宇宙のしくみをおしえているところ)は、「レーザー」を使って宇宙船と話す実験をしました。
レーザーっていうのは、とても強い光のビームのこと。
みんなが学校のプレゼンで使う「レーザーポインター」を思い浮かべてみてね。でも、宇宙で使うレーザーはもっと特別で、遠くまでビシッとまっすぐ届くんだ。
このレーザーを使って、地球のカリフォルニアにある大きな望遠鏡から、火星までの距離くらい遠い場所にいる宇宙船「サイキ」に信号を送ったんだって!
どれくらい遠いの?例えてみよう
例えば、地球から火星までの距離は約2億キロメートル。これは、地球を約5万周できるくらいのすごい距離なんだ。
レーザーの信号がこんなに遠くまで届いて、そして戻ってくるのは、とてもすごいことなんだよ。
これって何の役に立つの?
今までは、宇宙船とお話しするときに電波を使っていたんだけど、レーザーを使うともっとたくさんの情報を、もっと速く安全に送れるんだ。
たとえば、未来のロボットがほかの惑星でいろんなデータを送ってきたり、宇宙の探検がもっと詳しくできたりするよ。これから宇宙飛行士さんも遠い星に行くときに、家族と早く話せるかもしれないね。
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まとめ:宇宙とレーザーが未来をつくる
レーザーを使って、遠くの宇宙船と早くたくさん話せるようになったんだ。これは宇宙の探検をもっと広げて、人類の未来を助ける大きな一歩。
みんなも、レーザーポインターや光のふしぎについて、家族と話してみてね!
「もし、自分が火星に行ったら、どんなことを地球に伝えたい?」とか「宇宙で使うレーザーはどんなふうに進化すると思う?」なんて話すのも楽しいよ。
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参照リンク
この記事の内容は、NASAのジェット推進研究所(JPL)の発表をもとにわかりやすく書きました。詳しく知りたい人は、NASAの公式サイト(英語)を見てね:
A Beacon to Space (Sep 19, 2025の記事)
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以上で、宇宙とレーザーのお話でした!またね。