こんにちは!宇宙うちゅうの水みずって知しってる?
みんなは、お水がどこから来たか考えたことあるかな? 春に降る雨も、川も海もぜんぶお水だよね。実は、この地球のお水は宇宙にすごく関係があるんだよ。宇宙には「りゅうぐう」という小さな宇宙の石(小惑星)があって、そこに液体のお水があったかもしれないって、東京大学などの科学者たちが見つけたんだ!この石は地球のすごく近くにあるんだけど、なんと「はやぶさ2」という宇宙探査機が2018年に行って、小さな石のかけらを地球に持ち帰ってくれたんだよ。
りゅうぐうってどんな石いし?そしてお水みずはどうしてあったの?
りゅうぐうは宇宙の小さな石で、ずっと昔、約10億年以上前にできたと考えられているんだ。ずっと前までは、宇宙の石たちは水を持っていると考えられていたけど、水を石の中でため続けられないと思われていたんだ。
でも、はやぶさ2が持ってきた石のかけらをよく調べたら、「ルテチウム」と「ハフニウム」という元素の不思議な変化が見つかったんだ。この変化は、まるでお水が石の中をずっと流れて、特別な働きをした証拠なんだって!科学者の先生たちは、「普通はこんな変化は起きないよ」ということから、昔にすごく大きな石のぶつかり合いがあって、その時に氷がとけて、液体の水が石の中にしみ込んだんだろうと考えているんだ。
どうしてこのことが大事だいじなの?
この発見のおかげで、宇宙の石がこれまで考えられていたよりもずっと長い時間、お水を持っていたことがわかった。これはすごいことだよ!地球にある海や雨は、宇宙の石や小惑星が地球にぶつかって水を届けてくれたおかげかもしれないっていう考え方を、もっと詳しく考え直すことになるんだ。
みんなの毎日の生活では、水がとっても大切だよね。お料理に使ったり、遊んだり、汗をかいたり。未来の宇宙の研究では、この発見がもとになって「地球みたいに水がある星はどんな星?どうやって水が生まれる?」ってことを調べるヒントになるんだよ。
おうちでお話はなしてみよう!
おうちの人と一緒に話してみよう!
- 「りゅうぐう」がどんな石か知ってる?空の石ってどこから来ると思う?
- もし宇宙から水が届いたら、どんなふうに地球の生活が変わると思う?
- お水が無くなっちゃったら、どんなことが困ると思う?
まとめ
宇宙の小さな石「りゅうぐう」には、ずっと前から水が通っていたことがわかりました。これまでの考えとは違って、宇宙の石はずっと長い時間、水をためていたかもしれません。
この発見は、地球の海がどうできたか、私たちの命にとって大切な水がどこから来たかを考えるヒントになります。もしかすると、未来には宇宙から水をもらって暮らす日が来るかもしれませんね。
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【参考】
この記事は、Asteroid Ryugu’s hidden waters could explain how Earth got its oceans (Oct 16, 2025)を参考にしています。
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宇宙のひみつを知るのってわくわくするね!これからも身近な宇宙について、一緒に考えてみよう!


